2026年2月27日公開
最終更新日:2026年2月27日
投稿者:9Eキャリアインサイドセールス編集部

空港コンシェルジュからインサイドセールスへ。その後CSを経て広報まで挑戦できる環境を見つけた、H.H様の転職成功インタビュー

 
H.Hさん
 
新卒で空港のコンシェルジュとして3年間勤務後、コロナ禍をきっかけにキャリアを見つめ直し、未経験から人材サービス業界のT社でインサイドセールスへと転身。その後、カスタマーサクセスを経て現在は広報として、活躍の場を広げている。
 

 

インタビュー記事について

9Eキャリア インサイドセールスは「あなたの挑戦を支える一番の伴走者になる」をコンセプトに、将来の可能性を広げるご提案にこだわり転職支援を実施しています。

このインタビューは、入社後1年以上経過している方へのインタビューを通し、実際に転職の軸を叶えられたのか?や今後チャレンジしていきたいことを中心にヒアリングをしていくことで近いご経験や志向性をお持ちの方に有益な情報を届けたいと考え、実施しています。

 

日常に「当たり前」はない。転職を決意した理由

――まずはこれまでのご経歴について、簡単に教えてください。

専門学校でエアライン学科を専攻し、空港で働くことを目標に学生時代を過ごしてきました。空港といってもCAではなく、お客さまを直接サポートするグランドスタッフを目指しており、そのために語学や接遇、航空業界の知識を専門的に学んでいました。

卒業後は念願だった国際線の空港に新卒で入社。コンシェルジュとして、飛行機をご利用になるお客さまへのご案内や館内施設の説明、乗り継ぎサポートなどを担当しました。いわば“空港の総合案内役”として、日々さまざまなお客さまと向き合う仕事です。

時間に追われて焦っているかた、小さなお子さま連れで不安そうなご家族、海外からの旅行者など、状況も背景も異なる方々と接するなかで、「相手が今、何を求めているのか」を瞬時に察する力が身についたと感じています。社会人になってからは、憧れだった空港勤務が叶い、忙しくもやりがいのある日々を過ごしていました。

 

――転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?

大きなきっかけはやはりコロナ禍でした。それまで当たり前のように人で賑わっていた空港から、突然お客さまがいなくなったんです。みなさんもニュースでは見ていたと思いますが、実際に自分の職場で目の当たりにしたときの衝撃は今でも忘れられません。

自分の仕事が急になくなることへの恐怖というのでしょうか、空港内の飲食店や店舗も営業縮小や休業を余儀なくされ、「このままいったらどうなっちゃうんだろう」という不安がどんどん大きくなりました。

ただ、そのとき感じていたのは決してネガティブな感情だけではありません。「こんな今だからこそ、全く違ったことにも挑戦できるかも」という前向きな気持ちも同時に抱いていたんです。一歩踏み出すのを恐れて後悔だけはしたくない、環境に依存するのではなく、自分の可能性をもっと広げたい。そう考えるようになり、まったく違う業界・職種にチャレンジしてみようと思いました。

 

――そんななか、インサイドセールスを選んだのはなぜですか?

正直、はじめのうちはインサイドセールスという仕事をちゃんと理解していたわけではなく、「テレアポみたいな仕事なのかな?」程度の知識しかありませんでした。そんななか、この仕事のイメージが変わったのは、9Eさんのサポートを受けてからでした。

インサイドセールスとはただ電話をかける仕事ではなく、事前に企業の情報を徹底的に調べ、その企業が抱えている課題や状況を想像したうえで課題解決の提案を行う仕事であること。その際、対面で会えないからこそ、言葉や声色、感情への寄り添いが重要になる仕事だと分かったんです。

そこでふと、空港で働いていたころの自分と重なりました。空港では常に、目の前のお客さまの表情や声色から状況を察し、その方にとって最適なご案内を考えます。形は違っても、本質は「相手を理解する仕事」なのではないか、と感じたんです。

そしてT社を選んだ最終的な決め手となったのが、同社の「働く」に関するミッションでした。私自身、コロナ禍で“働く場所”が突然失われる現実を経験したからこそ、そのビジョンは他人事には思えなかったんです。「自分自身が本当に価値を感じられるサービスをご提供したい」。そうした想いが、T社でのインサイドセールスという選択につながりました。

 

未経験からの挑戦。インサイドセールスのリアル

――入社前と入社後で感じたギャップはありましたか?

そうですね、実際に働きはじめて感じたのは、想像していた以上に“考えなくてはいけない”難しさでした。お客さまの企業はどんな事業を展開しているのか、どの業界に属しているのか、今まさにどんな課題を抱えているのか―。公式サイトはもちろん、ニュースやプレスリリース、場合によっては採用情報まで調べたうえで、「なぜ今この企業にご連絡するのか」を自分のなかで明確にしてからアプローチする必要があります。

単にサービスを紹介するのではなく、「この会社にとって本当に意味のある提案かどうか」を考え抜く必要があり、対面で会えないからこそ、言葉の一つひとつが大切で、事前の準備が結果を大きく左右するんです。

正直、最初はそこまでお客さまのことを考える仕事だとは思っていませんでした。でも、だからこそインサイドセールスは単なる“電話営業”ではなく、企業理解力や仮説思考が鍛えられる仕事だと、入社後すぐに実感したんです。

 

――業務に慣れるまで、大変だったことはなんですか?

やはり、大変だったのはなかなかアポイントが取れないことですね。電話をかけても、受付の段階でお断りされてしまうことがほとんどでした。「今は結構です」「担当者が不在なので」といった言葉が続くと、正直、つらさを感じる時期もありました。

ただ、そこで抱え込まずに済んだのは、仲間の支えがあったからです。先輩方がトーク内容を一緒に振り返ってくださったり「この一言を変えてみよう」「この順番で話してみよう」と具体的なアドバイスをたくさんいただきました。また、自分自身でも録音を聞き返して改善点を探すなど、少しずつ工夫を重ねていきました。

そうしていくうちに、少しずつアポイントが取れるようになり「あ、やり方次第で変わるんだ」と実感できた瞬間があって。そんな小さな成功体験が、今の自信につながっていることは間違いありません。

 

――これまでのお客さまとのやりとりで、印象に残っているエピソードはありますか?

そうですね。ある物流企業さまのイベント開催時の出来事がとても印象に残っています。その企業さまは、大規模なイベントを控えていたものの、人手がなかなか集まらず、開催自体が危うい状況でした。私が最初にお電話してサービスをご提案した際も、「イベント当日に混乱が起きたら困る」と、不安の声を率直にいただいていたんです。

正直、その時点ではすぐにご利用いただける雰囲気ではありませんでした。そこで私は、過去の類似事例や実際の活用実績を丁寧に共有、いただいた質問は社内で確認し、タイムリーにご連絡するなど、何度も諦めずにやり取りを重ねました。

すると最終的には「そこまで対応してくれるなら、一度やってみましょうか」と言っていただき、T社のサービスをご利用いただけることになったんです。

結果として、必要な人手が無事に集まりイベントも大成功。その後、担当者の方からお電話で「あのとき連絡をくれて本当にありがとう。おかげでうまくいきました」と言っていただいたんです。

インサイドセールスという立場上、必ずしも最前線でお客さまに関わるわけではありません。それでも、自分の一本の電話が誰かの課題解決につながった。そんな実感を持てた瞬間でした。

 

――インサイドセールスと言う仕事で得られたものは、なんだと思いますか?

一言でいうと、“ビジネスマンとしての基礎”かもしれません。空港での仕事は、お客さま一人ひとりと向き合う接客業に近い領域でした。一方でインサイドセールスは、企業対企業のやり取りですので、立場も責任もまったく異なる仕事です。

会社の一員として発言するという意識や、自分の発言が会社の信用に直結するという緊張感など、そうしたBtoBならではの視座を持てるようになったことは、とても大きな変化です。

また、感覚や雰囲気ではなく「なぜそう言えるのか」「なぜこの提案なのか」を論理的に説明する力も身についたと思います。相手企業の課題に仮説を立て、それに対してサービスがどう価値を発揮できるのかを整理する、そんなプロセスを繰り返すなかで、物事を構造的に捉える力が鍛えられました。

 

カスタマーサクセス、さらに広報へ

――入社後のキャリアの変化について教えてください。

はい。入社から約8ヶ月後に、カスタマーサクセスへ異動となりました。インサイドセールスとして経験を積むなかで、いずれ、よりお客さまとより深く関わる仕事をしてみたいという気持ちも出てきていたのですが、まさかこんなに早くチャンスをいただけるとは思ってもいませんでした。

カスタマーサクセスでは、小売業界を中心とした企業さまのフォローがメインの業務でした。すでにサービスをご利用いただいている企業さまに対して、運用状況をヒアリングし課題を整理したうえで、さらに活用の幅を広げていくご提案を行っていました。

インサイドセールスが“きっかけをつくる仕事”だとすれば、カスタマーサクセスは“関係を深め、成果を最大化する仕事”です。これまでより近い形で企業さまと向き合い、現場のリアルな声を直接聞くことができるようになりました。

電話越しではなく、実際の店舗や運用状況をイメージしながら支援できるようになったので、自分の提案がどのように現場に影響しているのかを実感できるようになった、大きな変化でした。

 

――さらに現在は広報に異動されたそうですね。

はい。現在は広報として、メディア対応や対外発信を担当しています。取材の窓口として記者の方とやり取りをしたり、社外に出すコメントや情報の内容を精査したりと、会社の“顔”としての役割を担う仕事です。私の発言一つで会社の印象が大きく変わる可能性もあるため、常に責任と緊張感を持って向き合っています。

これまでインサイドセールス、カスタマーサクセスと段階を踏んできましたが、まさかその先に広報という道があるとは思ってもいませんでした。ただ、T社では「さまざまなポジションに挑戦できる環境がある」と聞いていましたし、自分自身も「やりたいと思ったことは全部やる」と決めて入社していたので、忙しくも本当に充実した毎日です。

 

9Eのサポートで“本当に合う会社”に出会えた

――転職活動での9Eのサポートで、印象に残っていることはありますか?

一番印象に残っているのは、履歴書をご確認いただいた際に、改善の必要性をはっきりと言われたことです。実はそれまでにも何社か転職エージェントを利用していたので、自分なりに履歴書はブラッシュアップしてきたつもりでしたし、ある程度完成度は高いと思っていましたので、ちょっと驚きました。

でも続けて「Hさんの魅力がまったく伝わっていないんです!」と言われたとき、ハッとしたんです。空港での経験も自分では当たり前になっていたので、言われてみればただ業務内容を並べるだけになっていました。でも本来伝えるべきなのは、“何をしてきたか”ではなく、“その経験から何を身につけ、どう活かせるのか”だったんですよね。

そこから一つひとつ深掘りしていただき、「なぜその行動を取ったのか」「そこから何を学んだのか」と問いかけてもらうなかで、自分自身でも気づいていなかった強みが整理されていきました。あの一言があったからこそ、転職活動を一度立ち止まって見直すことができ、本当の意味で“自分を言語化する”ことにつながったのだと感じています。

 

――最終的にT社を選んだ決め手はなんでしたか?

決め手はいくつかありましたが、まずは先ほどお話しした「働く」に関するミッションに共感したことです。そのうえで、強く印象に残ったのは面接での体験でした。最終選考後に現場の社員の方とお話しする機会をいただいたのですが、良い面だけでなく「大変なこともありますよ」と、この仕事のリアルも教えてくださったんです。会社としてきれいな面だけを見せるのではなく、現実を隠さない姿勢に誠実さを感じました。

そしてもうひとつは、9Eの担当者の方の存在です。実は最後まで迷いもあったのですが、「最後に決めるのはHさん自身ですよ」と、どちらが良いと誘導するのではなく、私の意思を大切にしてくださったんです。そんな姿勢が信頼につながり、自信を持って意思決定できました。

 

――最後に、未経験からインサイドセールスを目指す方へメッセージをお願いします。

未経験の世界に飛び込むのは、本当に勇気がいることだと思います。私自身も、当時感じた不安をよく覚えています。でも「自分の可能性を広げたい」という気持ちは大切にしてほしいです。

インサイドセールスは、決して“ただのテレアポ”ではありません。企業を深く理解する力、相手の状況を想像する力、仮説を立てて提案する力。ビジネスの土台となるスキルが、想像以上に身につく仕事です。

先入観だけで判断せず、まずは知ってください。そしてもし少しでも心が動いたら、ぜひ挑戦してみてほしいです。何年かしたときに、きっと「あのとき一歩踏み出してよかった」と感じられているはずですから。

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